宝ものは君たちの中にある

教室便り 2026年10月15日掲載



今の努力を信じて、一歩ずつ前へ

こんにちは、MYスイッチの元田です。

10月に入り、朝晩は涼しくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。暑さも和らぎ、気持ちも少し落ち着いてくるこの時期は、これまでの自分を振り返るのにちょうどよい季節ではないでしょうか。

とりわけ受験生にとって、9月・10月は、入試に向けた重要な定期試験や模擬試験などが行われ、これまでの学習の積み重ねが点数や成績に表れているかを確認する機会が増える時期です。目標としていた結果を達成できた人もいれば、思うような結果につながらず、悔しい思いをしている人もいると思います。特に、日々努力を重ねてきた生徒さんほど、期待していた結果が出なかったときには、落ち込んだり、自信をなくしたりしやすいものです。その結果、志望校などの目標を下げることを考えてしまう場合もあります。結果に一喜一憂し、気持ちが揺れ動きやすい時期だからこそ、自分の目標を改めて確認することが大切だと感じます。

以前、秋の模擬試験で思うような結果が出ず、「これだけ勉強しているのに成績が上がらない」「志望校を変えた方がよいのではないか」と悩んでいた生徒がいました。毎日塾に来て、閉館時間まで勉強を続けていたからこそ、努力が結果につながらないことが悔しく、自信を失いかけていたのだと思います。

そこで、職員間でも相談し、その生徒に入塾時に受けた学力診断テストを改めて解いてもらうことにしました。すると、入塾時と比べて学力が格段に向上していることが分かりました。生徒自身も、過去の自分と今の自分を比較することで成長を実感できたようで、次第に落ち着きを取り戻していきました。模試の結果だけですべてを判断するのではなく、過去の自分と比較することが、自身の成長を実感する機会になったのだと思います。

その後も、予定どおり毎日塾に通い、閉館時間まで勉強に取り組み続けました。年末年始の入試直前期には、過去問で解ける問題が増え、落ち着いて本番に臨むことができました。最終的には、複数の大学・学部に合格し、その中から本人が納得できる進路を選ぶことができました。

この経験を通して、模試の結果だけでは見えない成長もあるということ、そして、思うような結果が出なかったときこそ、できなかったことの反省だけでなくできるようになったことにも目を向けられる機会や指導が大切なのだと、改めて気づかされました。

志望校合格に向けて、残り約100日という限られた時間を懸命に過ごしている生徒さんたちには、自分の努力を信じ、最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。

まさに今取り組んでいる日々の努力の積み重ねが、100日後の自分の力になると信じています。