教室便り 2025年8月15日掲載
腹から声を出す
こんにちは。MYスイッチの平元です。
夏期講習も中盤に差しかかり、生徒の皆さんも頑張りのピークを迎えています。
私たち学習塾の講師も、負けじと頑張っています。
この時期は授業が続きやすく、どうしても喉を酷使してしまいます。気をつけないと声が出なくなり、授業に抑揚がなくなってしまうこともあります。まさに「塾講師にとって声は命」です。
特に私は呼吸器系や喉が弱いため、日頃からケアが欠かせません。毎朝はちみつを舐める習慣を続けていますが、それでも声をつぶしてしまうことがありました。
そんな折、偶然アナウンサーの方とお話しする機会があり、発声のコツを伺いました。すると、「喉を鍛えるよりも、呼吸方法と姿勢が大切」と教えていただいたのです。さらに、3分でできる発声練習もご指導いただきました。以後、毎朝のはちみつ習慣とあわせて実践を始めてから約2週間。
発声練習では、正しい姿勢を意識して深く呼吸するため、体の内側に酸素が行き渡るような感覚になり、とても気持ちよく一日を始められるようになりました。
そのおかげで、今回の講習会では声をつぶさずに授業を続けられています。授業後のアンケートでも「元気な先生」との評価をいただき、嬉しい限りです。呼吸法と姿勢の大切さを、身をもって実感しました。
「腹から声を出す」とは、まさにこういうことなのだと感じます。
これからも、生徒を惹きつける授業をより良い声で届けられるよう、発声トレーニングと授業準備の両方に励んでまいります。