宝ものは君たちの中にある

教室便り


  • コラム:ぐっすり眠れる自分へ − 体調管理は眠る前から

    ぐっすり眠れる自分へ − 体調管理は眠る前から

    教室便り 2025年6月15日掲載

    はじめまして!MYスイッチの関場です。

    そろそろ梅雨に入る時期になりました。温度、湿度も高くなり、疲れやすさや体調の不安定さを感じる方も多いのではないでしょうか。

    実は私もここ数年、「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉を胸に、体調管理について見直すようになりました。その中で、健康でいるためには「睡眠」が非常に重要だと気づき、本を何冊か読み、その中で紹介されていたことを実際に自分自身で試してみています。

    ● 睡眠の質を落とすNG行為、いくつ当てはまりますか?

    突然ですが、皆さんは以下のようなことを無意識にしていませんか?

    □ 寝る直前までスマホやパソコンの画面を見ている

    □ 夕方や夜にカフェイン(コーヒーや紅茶)を摂っている

    □ 帰宅中のバスや電車で、ついウトウトしてしまう

    □ 帰り道に(夜遅く)コンビニに寄ってしまう

    □ 夕食や夜食でつい食べすぎてしまう

    □ 明日は勝負の日だから早く寝なきゃ!と、いつもより早い時間に就寝する

    ……これ、実はすべて“質の良い睡眠”の妨げになり得る行動です。

    私も以前は「寝られているから大丈夫」と思っていたのですが、よく見るとほとんど全て当てはまっていました。気づいたときに少しずつやめてみると、それだけで「疲れの残り方」や「朝のスッキリ感」が変わってきたのを実感しました。

    ● 睡眠改善は、起きたときから

    そこで今、私が実際に取り入れている習慣の一部をご紹介します。

    □朝起きたらカーテンを開け、日の光をあびる

    □寝る90分前にはスマホを手放し、代わりに紙の本を読む

    □寝る前のコーヒーをやめる(以前は、飲んでもすぐ寝られると思っていました)

    □帰宅中のバスや電車では何か作業をして、寝ないようにしている

    □夕食や夜食はできる限り少食にしている

    □就寝時間をできる限り一定にしている

    こうしたシンプルな工夫でも、睡眠の質はしっかりと変わってくるのだと実感しています。目覚ましが鳴る前に自然と目が覚める日も増え、日中の集中力にも良い影響が出てきました。

    ● 小さな習慣が、大きな体調管理につながる

    塾に通う生徒さんたちを見ていても、体調が安定している子ほど集中力が高く、前向きな姿勢で学びに向かっていると感じます。逆に、睡眠が不足していたり生活リズムが乱れていたりする生徒は、気持ちが不安定になりがちです。

    体調管理は、勉強の成果にも直結します。日々の習慣を少し整えることで、心も体もぐっと安定してくるはずです。

    「頑張りたいのに、なんだか調子が出ない」

    そんなときこそ、一度、睡眠習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

    私も引き続き、自分を実験台にしながら、学びと健康の両立を探求していきたいと思っています。


    参考文献:

    『SLEEP』 ショーン・スティーブンソン 著 花塚 恵 訳(ダイヤモンド社)
    『スタンフォード式 最高の睡眠』 西野精治 著(サンマーク出版)

続きを見る


教室便りの他のコラムを読む